20121122

[Obscure]





bemstarWISH YOU WERE HERE期間中の火曜日、
念願の幻に行きました*(もっとはやくにいくはずだったのに)



不明瞭な気持ちの中、
と先日の日記に書いたのは[Obscure] の影響です。
作品と対峙した時に(私側に)芽生えたのは、
明瞭すぎる「不明瞭」。
眩しいほどの闇、
大好きな霧が暗く拡散しているような。

その“くらやみ”は とても親和性に富んでいて
私の心に 空気のような染みを残しました。
脳裏にいつまでも残るのは、
写っている画像よりも 世界観の方で
ゆらゆらと いつまでもゆらめいています。

数学で扱うXとYに 少しだけストーリーを与えたら
こんなふうになるのでしょうか?
だとしたら、私は確実にその数学を受け持つ教師に
興味を持ってしまうでしょう。

生物で扱う骨格は 化学的に分解すると共通のC とかになるでしょう。
土に埋めると肥料になるやつです。

私の意思も土に埋めたら 憧れの分解菌類が食べに来てくれるでしょうか。

とにかく「不明瞭、」という存在は
こっちの世界の言葉では 周囲を回ってしまうような
だけれど中芯を求めてしまう世界なのでした。

Obscure覚え書き

[Obscure] 
http://cafegallerymaboroshi.com/20121116.html


Cafe Gallery
[ ] http://cafegallerymaboroshi.com/



WISH YOU WERE HERE




3年の時を経て生まれた展示。
今井さんの内側ではもう少し前から温められていました。
私は、言葉での参加をさせて頂くにあたり、
物語のシナリオや、歌詞の和訳等を一足先に拝見させて頂きました。
作品はもちろん、搬入前夜には全て完成していたのですが、
展示当日からは、また新しいストーリーが生まれるものなんですね。

搬入は、今井さん、ようたくん、それから今井さんの奥様、卯月さんが手伝ってくださいました。


初日にご鑑賞頂いたお客様から頂いた共通の言葉は
何故か皆様が「泣きそう」と呟いていて、
生まれたての展示が纏う空気は本当に生き物の出産と通じるのだなと思いました。
(内心は、「泣きそう」という人は、
 現実社会ではうまく泣けていないのでは、、、と思ってました)


製作中に「アスカ」に入り込んだ感じよりも、
展示期間が始まってからの方が、客観的になれた分、なんだかつらいものがあります。
まだモヤモヤした不明瞭な気持ちのまま、火曜日に幻に行きました(つづく)。

yo-ta. x Masashi Imai w/nell.
WISH YOU WERE HERE

フラッシュ。

私には 見えない。

光。

私には見えない。

頭の中に 閃光が

それは いつの 瞬きだったか

誰の 瞬きだったのか




闇が抱く

http://masashi-imai.jp/wywh/

よろしくお願いします。